※ 「今月の衛星画像」 2011年のテーマは 世界の湖沼 です ※
Vol.13−11
2011年11月号
「エ−ア湖 Lake Eyer オーストラリア最大の湖」
このページはブロードバンドを使ってご覧ください。画像はWeb用に画質を落としています。
このページは、1024×768以上の画面でごらんください。画面が小さいと写真の配列位置がこわれます。
「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学のアーカイブデータを使用することもあります。
2011年のテーマは、「世界の湖沼」です。衛星画像を使って、世界の「湖沼」を見てまわりましょう。
※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。
サウスオーストラリア州には、エーア(エア)湖やトレンズ湖など湖面が海面より低く乾季に面積が最小となる塩湖がいくつもある。その中で最大の広さを誇りオーストラリアでも最大の面積を有するのがエーア湖である。エーア湖の面積は雨季には最大で9400km2ほどになり、この面積は琵琶湖の15倍ほどになる。ただ、乾季には完全に干上がることもあるというしその年々の変動も実に大きいものである(http://www.k26.com/eyre/)。画像1は、雨季の7月に取得されたデータをつくって作成した。この時エーア湖は幾つかに分かれていた。画像2はその北側を拡大したものである。エーア湖に注ぎ込む河川は、エーア湖に到達する前に干上がってしまうものもあるが、雨季のこの時期の画像では北から流れ込む河川で西側の湖沼には水がたまっていることがわかる。雨季のエーア湖は、ペリカンなどの鳥が何千羽も訪れる場所でもあるそうだ。 |
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地図1 エーア湖の位置 goo地図による |
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画像1 エーア湖の衛星画像 1992年7月29日のLANDSAT RGB:342画像をモザイク |
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画像2 エーア湖の中心部 データ取得日等は画像1と同じ |
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画像3 エーア湖北部の縦列砂丘列 画像1の北部中心付近 |