2009/10/27-10/30 地理学野外実習C

長谷川ゼミでは、伊豆諸島の神津島へ出かけました。火山地形班、海岸地形班、GIS_崩壊地形はに分かれて4日間の調査を行いました。
船で島に入る予定の人たちは、台風の影響で船が欠航してしまいました。しかし、調布空港でのキャンセル待ちのかいがあり、全員が初日に神津島に揃いました。
多幸湾からみえる天上山の崩壊斜面を、細密パノラマ写真で撮影しアメリカの「Gigapan」のサイトにアップロードしました。ぜひご覧下さい。

調布から飛び立ってすぐに見える「二子玉川」、奥に「羽田空港」と房総半島。 二日目、天上山の山頂で調査のルートを検討する火山地形班です。
溶岩ドームにとりついて、表層地質の観察です。 GIS_崩壊地形班、2000年の地震後の復旧工事のやり方を調べています。
火砕流台地の崩壊対策を調査中。 三日目、全国的に快晴だというのに、神津島は終日雨でした。
かつての美しい礫浜も、沖には侵食対策の「人工リーフ」が沈められ、海岸の景観は一変してしまったそうです。「昔が良かった」とは地元の人が学生に語ったひと言。 7人(島)の神が集まった島(神集島)が神津島の由来とか。神々の像の前で。
19人乗りのDo機。時速370km、プロペラ機ならではの低空飛行で素晴らしい! 40分のフライトで、調布空港に帰り着きました。ご苦労様でした。