2010/10/26-29 地理学野外実習C 
宮地先生の指導で実施された北海道上川郡清水町の巡検

 宮地ゼミは,北海道上川郡清水町へ出掛けました.今年は,畑作農業(規模拡大と農地集積の実態),酪農(多頭飼育化に伴う経営問題),特産品開発(地域ブランド商品の開発),過疎対策(移住,グリーンツーリズムなど)について調査しました.

初雪がちらついた初日の午後.最初に町役場で副町長同席の下,清水町の概要についてレクチャーを受ける.学生たちも全員が自己紹介をしました. 今年の実習地は,十勝平野にある清水町.雄大な景観が広がります.
2日目の午前中から班ごとに調査開始.酪農班と特産品開発班は,清水町の農業の動向をヒアリング. 畑作農業班は,主に農業委員会で農地流動の調査をしました.

特産品開発班は,「ふるさとブランドとかちしみず認証制度」の経済効果を調査.

過疎対策班は,移住者の生活実態やグリーンツーリズムなど交流事業の実態を調査.

昼食は,地元の方お薦めの食材を堪能.写真は「ジンギスカン」と「ホルジン」(ホルモンとジンギスカンを一緒に焼きます)を楽しむ学生たち. ビートと小麦を原料としたバイオエタノール精製工場も見学.

夜は,班ごとに調査結果をまとめます.

宿泊先は,原野のなかにある民宿「こもれび」.京都から移住されたご主人が営む民宿.食事も美味しかったです.