VOL.4-08 2002年08月
「世界の雲 」
※写真が多いので、電話回線での閲覧は時間がかかります。
写真1:1976年9月22日撮影
ハワイ大学からワイキキ方向を見る。北太平洋高気圧下のハワイでは上空に逆転層があって積乱雲はなかなか発達できない。このような小さな積雲がドングリの背比べをして、できては消えしている。
写真2:1980年9月23日撮影
ミシガン州アンナーバー郊外。旭川の緯度で内陸のこの辺では、あと半月もすると紅葉の真っ盛り。秋の高気圧に被われ、安定した大気のもとで積雲が並ぶ。
<写真1> <写真2>
写真3:1980年9月27日撮影
カナダのエリー湖岸から南に延びる飛行機雲。アメリカ合衆国東部では秋から冬にかけて飛行機雲が列をなし、日照時間が少なくなるという報告もあるくらい。
写真4:1981年8月9日撮影
大気圏下層には、雲の多い対流圏とその上に雲一つない成層圏が重なる。
<写真3> <写真4>
写真5:1981年8月 カリブ海に浮かぶ小島と雲。暖められた陸地は上昇気流を生み、対流性の雲を作
る。
写真6:1982年8月13日撮影 ニューメキシコ州北部、リオグランデ川源流域で発達した積乱雲。
<写真5> <写真6>
写真7:1993年7月25日撮影 荒川の支流、入間川の上流。豪雨の後、急速に天気が回復し、冷たい川の流れに 沿って湿った空気が川霧を発生させた。
<写真7>
(撮影:野口 泰生)