VOL.5-02 2003年02月
「フィリピンの別世界・スービック地区の景観」
※写真が多いので、電話回線での閲覧は時間がかかります。
スービック（Subic）は、フィリピンの中の別世界である。マニラでは驚くほどアグレッシヴなフィリピン人ドライバーも、この街では穏やかな優良ドライバーになる。フィリピン・ルソン島の西海岸、マニラの北約100kmの内湾に位置するスービックは、1992年にフィリピンに返還されるまでの長い間、米海軍の海外最大の基地だった。現在は国際空港をもつ工業・貿易の特別地区として発展しつつあり、台湾をはじめとする多くの外国企業が集積している（写真１）。
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＜写真１＞
一方でこの地区は、アメリカの影響を景観に色濃く残す観光都市としてもにぎわっている（写真２、３）。
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＜写真２＞ ＜写真３＞
また、この地区の一部では自然景観がよく保護されており、街のすぐ近くでマングローブ林（写真４）や熱帯林（写真５）などを気軽に観察することができる。
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＜写真４＞ ＜写真５＞
＜写真撮影 磯谷達宏、2001年９月、当教室の国際交流セミナーにて＞
