VOL.8-12 2006年12月
「オーストラリア・クインズランドの農園」
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2006年7月9日-14日、オーストラリアのケアンズで国際地理学連合(IGU)の持続可能な農村システム、ランド ユーズ カバー チェンジ、地方の発展の3委員会合同の会議が開催された。
期間中、アサ-トン台地、グレート バリア リーフへのエクスカーションが行なわれた。ここに紹介するのは、エクスカーションで訪れた2つの農園である。
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写真1 スカイバリー コーヒー プランテーション(Skybury Coffee Plantation) ケアンズの西40kmマレーバにあるコーヒー農園。 面積100ha. 内訳はコーヒー70ha、パパイア20ha、ライ麦他5ha、従業員15人、収穫期には臨時に雇用。 写真は、昨年開設されたビジターセンターからみた農園。 この農園では、プランテーションツアーを行っており、農場、加工工程の見学、コーヒー栽培の映画も見ることができる。料金は大人17.50ドル(1AS$=87円) 、大人2人+こども2人45.00ドル。クインズランドは、オーストラリアのコーヒー生産の70%を占めている。 |
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写真1 | |
写真2 この農園は、ケアンズからの観光バスツアーの一つのコースに入っている。昨年の来訪者はおよそ4000-5000人とのことであった。 ここでは、オーストラリアのグリーン ツーリズムの一端を体験することができる。 |
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写真2 | |
写真3 アサートン台地、マレーバの南にある農園+醸造所。 1900年代はじめに穀物栽培、家畜飼養の農園として開設された。 醸造所の開設は2001年。 現在、栽培している作物は、アボカド、マカダミアナッツ、バナナ等。 店内では、バナナ酒、バナナブランディ、桑の実を用いて風味と色合いに工夫をこらした酒などが売られている。 |
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写真3 | |
写真4 2006年3月のサイクロン ラリー(風速200km/h)によって被害を受けたバナナ農場。 灌漑は、地面に這わせたホースで行なわれている。写真では見られないが、 農場には防風対策として松の木が列状に植えられている |
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写真4 |
(写真1~4は、2006年7月、長島 弘道撮影).