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VOL.8-03 2006年03月
「アメリカ合衆国の牧草地帯」
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ミシシッピ川の二大支流のひとつ、ミズーリ川はロッキー山脈の降水を集めてセントルイスでミシシッピ川に合流するが、流域面積も流路延長も本流よりはるかに大きい。このミズーリ川をサウスダコタ州の真ん中で越えて西に進むと、地表の色がこれまでの緑から茶色に変わり、トウモロコシ地帯に別れを告げたことが分かる。
このあたりは、西経100度線がアメリカ合衆国を二分するところで、この経線に沿って年降水量500mmの等降水量線が走っている。畑作農業をするには灌漑を必要とする地域である。ここはアメリカの農業地域区分では、「放牧・灌漑農業地帯」であるが、東から進むとまず牧草地帯である。
図1はアメリカの農業地域区分の図。今回はサウスダコタ州の西半分あたりを見ている。図2は雑誌の表紙に載った牧草地帯の写真。写真1〜6は、すべてサウスダコタ州内で、インターステートハイウェイ(I90)を西に進みながら撮った写真(地名は省略)。
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<図1> |
<図2> |
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<写真1> |
<写真2> |
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<写真3> |
<写真4> |
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<写真5> |
<写真6> |
(野口 泰生撮影)
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