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VOL.10-02  2008年2月

オーストラリア・ケアンズのウォーターフロント

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 オーストラリアの東部、クイーンズランド州にあるケアンズは、人口およそ13万人、グレートバリアリーフの玄関口として日本でもよく知られている。 成田、中部国際、関西、福岡の各空港から直行便が運行されている。
 ケアンズの中心部から海(トリニティ湾)に向って少し歩いたところにエスプラネード(海岸通り)という通りがある。 この通りの内陸側には多くのリゾートホテルが建ち並び、海岸側には緑地帯が細長く続いている。  このあたりは、「ケアンズ・エスプラネ-ド&なぎさ遊歩道プロジェクト」として、ケアンズ市が、2000年から連邦政府の資金援助を得て整備を行なっている。 事業内容としては、 海面12haを埋め立てたリクリエーション用のオープンスペースの造成、波打ち際のボードウォーク(幅5メートル、長さ600メートル)建設、海水をポンプアップして造ったラグーンといわれる一種のプールの設置などである。 このような整備が行なわれた結果、このあたりは今日の需要に対応するケアンズの一つの観光スポットになっている。

<写真1>1890年代のケアンズ・エスプラネ-ド
ケアンズ歴史協会:Photographic Memories,2001年より引用
<写真2>なぎさ遊歩道・ボードウォーク、左がトリニティ湾 <写真 3>ケアンズのホテル群
<写真4>エスプラネ-ドのラグーン
面積4800平方メートル、深さ0.8-1.6mの一種のプール。 海水をポンプアップして引き込んで
いる。 2003年完成、1000人が同時に利用できるとのことである。 
 <写真5>エスプラネード(海岸通り)に面したホテル

 (写真2-5、2006年7月、長島弘道撮影)





 


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