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VOL.12-02  2010年02月

新潟県湯沢町苗場地区にみるスキーリゾート地の今

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 私たちの世代(30歳代後半)は,大学生のころ,冬になると夜行バスに乗ってスキー場に遊びに行ったものです.そんなスキーリゾート地は今,どのような問題を抱えているのでしょうか?新潟県湯沢町苗場地区を事例にみてみましょう.

写真1 12月下旬,上越新幹線で越後湯沢へ・・・

写真2 新潟県のスキーリゾートの玄関口・越後湯沢駅前. 

写真3 越後湯沢駅前にある不動産会社の営業所,
  
リゾートマンションなどの物件情報が多数紹介されています.
写真4 苗場スキー場のゲレンデ.
冬休みに入った12月下旬.確かにそれなりの数のスキー客はいますが... 新潟県湯沢町の観光入込客数は,1992年度の1045.6万人(うち,スキー客が818.1万人)をピークに減少が続いており,2008年度は443.5万人(うち,スキー客が274.1万人)と92年度の42%に留まっています.※データは湯沢町HP掲載資料より.
写真5 スキー場のゴンドラから苗場地区を概観.
手前側が苗場プリンスホテル.奥にみえるのは西武不動産が開発した「西武ヴィラ苗場」を中心とするリゾートマンション.
写真6 筍山(1,789m)の山頂ゲレンデ(上級者用)から続く筍平ゲレンデ.
   
眺望のよい初級者ゲレンデとして人気.
写真7 苗場プリンスホテルの駐車場.
自家用車で遊びに来るグループも多いようですが…
写真8  レンタルグッツも充実.
手ぶらで来ても遊べます.
写真9 ファミリーゲレンデも完備.
スキー客の獲得へ向けた取り組みの一つが,家族連れのスキー客の獲得を目指した取り組みです.
 
写真10 各種のキャンペーンも次々に実施中.
景品付きのキャンペーンや,スキー等教育旅行の受け入れ,合宿やコンベンション受け入れなどの取り組みが地道に続けられています.
写真11  アフタースキーは地元食材を楽しむ!
新潟県や隣接する群馬県の食材をふんだんに使った食事も楽しめます.
写真12 新潟県の特産品も販売 
新たに開発された新潟県の特産品も豊富に販売されています.
 
写真13スキーブームの再来へ向けた戦略とは!
苗場プリンスホテル内に掲示されていたポスターです.拡大版が写真14.
写真14 「雪姫伝説第二章」
1980年代後半のバブル経済期.スキーブームに沸いたこの時期のスキー客(40歳前後の世代)をターゲットに,「スキーの楽しさを知る」世代を呼び戻すキャンペーンが始まっているようです.
(写真は2009年12月、宮地忠幸撮影。)

                                              

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