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VOL28-1
2026年1月
「イスタンブールの歴史地区3:スルタンアフメト・ジャミイや地下宮殿など」
内田 順文
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| この記事はNo.307(2025年4月)「イスタンブールの歴史地区2:アヤソフィア」のつづきになります。世界遺産「イスタンブールの歴史地区」には、トプカプ宮殿・アヤソフィア以外にも多くの建造物が指定されています。今回はそれらを紹介していきましょう。 アヤソフィアから見るとトプカプ宮殿とは反対側、スルタンアフメト公園を挟んで南方に位置するのがスルタンアフメト・ジャミイ(モスク)です(写真1)。アフメト1世の命によって1616年に完成したこのモスクは、優雅なドームと6基のミナレットによる美しいシルエットで有名で、ドームと壁を飾る青いタイルから「ブルー・モスク」とも呼ばれています(写真2)。大ドームを戴く礼拝所からはユリ、カーネーション、チューリップなどのデザインがイズニック産の青いタイルで描かれ、無数の小窓に付けられたステンドグラスから差し込む光によって彩りが時間とともに変化していきます(写真3)。 モスクに隣接したスルタンアフメト広場はビザンチン帝国時代にヒッポドロームと呼ばれる戦車競技場があったところで、コンスタンティヌス1世によって遷都されて以来、帝国の中心として機能しました。2基のオベリスクが現在も残っています(写真4、写真5)。スレイマニエ・ジャミイは、イスタンブールに建設された4番目の総合施設であり、またスレイマン1世がイスタンブールを治めた4番目のスルタンだったことに因んで4基のミナレットが付けられました(写真6)。オスマン帝国最高の建築家ミマル・スィナンの代表的な作品で、金角湾を見下ろす高台の上に建っています(写真7)。 |
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写真1:スルタンアフメット・ジャミイの全景 |
写真2:スルタンアフメット・ジャミイ、ドーム正面 |
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写真3:スルタンアフメット・ジャミイ、ドームの内部 |
写真4:ヒッポドローム、テオドシウス1世のオベリスク |
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写真5:ヒッポドローム、コンスタンティヌス7世のオベリスクと蛇の柱 |
写真6:スレイマニエ・ジャミイ |
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写真7:金角湾とスレイマニエ・ジャミイ |
写真8:地下宮殿、遊歩道と石柱 |
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写真9:地下宮殿、柱の下に置かれたメドゥーサの首 |
写真10:テオドシウスの城壁、スルヴリカプ門付近 |
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| 写真11:テオドシウスの城壁、ベルグラード門 | (2015年 内田順文 撮影) |
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