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Vol.3−04   2001年04月号
「阿賀野川右岸の旧河道
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 今月も「日本の地形レッドデータブック」新装版(小泉・青木編、古今書院 http://www.kokon.co.jp/index.htmlで取り上げられた地形を紹介しよう
 画像は、新潟平野北部である。阿賀野川は途中の盆地で粗粒な物質を落としてくるので、山地と平野の境に扇状地を作らない。山地から出たぶぶんからすぐに沖積低地が広がっている。2枚目の画像で阿賀野川の右岸に、旧河道が幾つも見えるが判読できるだろうか。さすがに自然堤防までは判読できないが、旧流路は耕地の境界線、道路の湾曲した形状などから明瞭にたどることができる。水田地帯で都市からも離れており住宅地として開発されるような場所ではないので、これだけ見事な多数の旧河道が残っているのだろう。


画像1 新潟平野の合成画像


 

画像2a,b 阿賀野川右岸の旧流路(1999年 8月)。左の画像の矢印が衛星画像から判読できる旧流路


 <これらの画像の使用は、個人的な目的であってもご遠慮ください>   

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