Vol.4−08   2002年08月号
伊豆大島

このページは画像が大きいので、電話回線での閲覧は時間がかかります
このページは、1024×768以上の画面でごらんください。画面が小さいと写真の配列位置がこわれます。

「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団 です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団 です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団 です。SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。


2002年の4月から、東京から伊豆大島へ行く時間が大幅に短縮された。これまでは東京を夜に発ち、朝早く大島に着き寝ぼけたままバスに乗せられるというのが一般のコースだった。それが今はジェットフィルという高速船で1時間45分で着くのだという。位置図を見ればわかるが、東京湾を出れば、行程の半分は過ぎたことになる。これまでの船旅でかかった時間の割に、大島は意外と近い。
 伊豆大島は南北12〜3km東西8〜9km、島の最高点は764mの火山島だ。しかし水深400,500mから立ち上がっていることを考えると千二三百メートルもある結構大きな山になる。島の周囲は断崖で海と接しているところが多く、なかなか海岸へ下りられない。
 さて、大島の三原山が大噴火をおこしてはや20年が経った。画像1はこの噴火から10年後のものだ。画像を凝視すると、中央の火口から北東へ向かう割れ目噴火口の跡がかろうじて追える。静岡大学の小山真人さんのホームページや 火山学会のホームページ(上杉陽さんの解説)と見比べてほしい。

画像1  ADEOS AVM  1996/12/02
画像2  ADEOS  AVM 1996/12/02 (50mDEM との合成。即席で作ったのでちょっとショボクなってしまいました)

Back Number をみる