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Vol.2−12 2000年12月号
「アメリカ アリゾナ州北西部のグランドキャニオン」
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Grand Canyonは,コロラド川中流部の大峡谷である。コロラド川がコロラド高原を刻んだ峡谷で,谷の深さが1600m以上に達するところもあり、絶壁が400km以上にわたって連続する。画像から読みとれるように、谷そのものは幼年期の谷である。グランドキャニオンは1919年に国立公園に指定され、今日ではラフティング(スリル満点川下り)やラスベガスからの遊覧飛行などでも有名な観光地である。古生代から新生代までの地層がほぼ水平に堆積しており、何億年にもわたる地層を連続して観察できる野外博物館でもある。
画像1 インドの資源探査衛星 IRS-1Bによる合成画像
画像の範囲は東西約55km
画像2 ランドサット TMによる合成画像
画像1の西部、コロラド川の支流 画像の範囲は東西約65km
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