地理学野外実習C(3年巡検) 
2005年10月25-28日 飛騨高山 野口ゼミ


 私たちの3年地理実習(3泊4日、2005.10.25〜28)は飛騨高山でした。全員でやったのは、早朝と晩の5回の気象観測で、これらから高山のヒートアイランド現象の大きさを確認しました。また、各自のテーマに沿った観測・調査も実施しました。

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高山は江戸時代初期、金森長近の城下町。古い街並みが保存された町人町では、白壁とコーヒーブラウンの柱や格子戸が落ち着いた雰囲気を造り出す。 雪国では庇(ひさし)を長く延ばすため、「出し桁(けた)」という屋根構造が多く採用されている。 高山の華は町人文化。それを代表するのが高山祭りの豪華な屋台。現存するものは25台とか。それぞれ、各組の屋台蔵に収められている。 「飛騨の里」に移築された民家のひとつ「旧若山家」。荘川造り(入母屋)から合掌造りへ移行する形を留めた貴重な国指定重要文化財。
敦賀・浜松・宇和島・雲仙岳と共に、今年の10月1日で無人化された高山測候
所(現高山特別地域観測所) 。窓にはベニヤ板が打ち付けられていた。
高山特別地域観測所(旧高山測候所) の露場。無人化された全国の測候所はこれで49官署。 飛騨市古川の自動積雪深計。雪国では県道の維持・管理のため、積雪観測網が
整備されている。
参加者全員の記念写真。ホテル松山の前にて。