2011年10月25〜28日 地理学野外実習C(宮崎県綾町)が宮地先生の引率で実施されました

宮地ゼミは,宮崎県東諸県郡綾町へ出掛けました.今回の実習では,有機農業班,新規就農班,特産品開発班,地域づくり班の4つに分かれて,それぞれ調査を行いました. 

     

まずは綾町役場で町の概要の説明を受けました.

 
  前田町長に挨拶.町長から地域調査の成果を期待されました. 
   
 その後,町内の主要施設を視察.最初は綾町のシンボル「照葉大吊橋」(今年の10月5日にリニューアルオープンしたばかり).あまりの高さに驚きながら,周囲の照葉樹林と綾南川の清流に一同感動.   町内をご案内いただいた黒木企画財政課長とともに記念撮影 
     
 ユネスコの「エコパーク」(生物県保存地域)の候補地に選ばれた綾町.自然生態系を守る地域づくりを地道に続けてきたことが評価されています.  

2日目から班ごとに調査.自転車を借りて調査に出る学生もいました.最初は元気でしたが・・・

 
     
 有機農業班と新規就農班は,「有機農業開発センター」で説明を受けることから調査が始まりました.   地域づくり班は,教育委員会で説明を受けた後,自治公民館活動を調査するために行政区の公民館を訪ねました.写真は尾立公民館での調査の様子. 
     
 調査のあとには,秋の味覚をいただきました.  

特産品開発班は,産業観光課や商工会での聞き取りを行うとともに,町内の食品加工業者にて調査を行いました.

 
     
 綾町産の農畜産物,加工品の販売拠点「手づくりほんものセンター」で買い物客の意識調査を行う学生.   調査中,綾で400年続く「俵踊り」の練習を見学する機会がありました(神下地区).伝統文化が集落の若い世代へも継承されています. 
     
 

宮地先生は,集落の皆さんへ挨拶を求められ,一言挨拶.練習後の反省会(懇親会)にもお誘いいただいたのですが,今回は失礼しました.

  新規就農班は,綾町に移住して農業に取り組む農家に農業経営や生活の様子を聞き取り.写真はマンゴー生産農家への調査の様子. 
     
 

有機農業班は,「自然生態系農業」の実践農家へ農業経営の聞き取りを行いました.最初は質問するのもやっとでしたが,段々と積極的に会話しながら聞き取りを行えるようになりました.

  夜はミーティング.班ごとに1日の調査結果を報告するとともに,翌日の調査内容を確認しました. 
     
 大量の収集資料を整理する学生たち.頑張っています・・・   3日目の夜は,綾町産の豚と鶏,野菜,宮崎県産の牛肉でバーベキューを楽しみました. 
     
 実習中にサプライズなイベントも.9月,10月の誕生日の学生3人へゼミの皆から寄せ書きのプレゼント.   4日間お世話になった「綾 てるはの森の宿」の前で記念撮影.食事も美味しく,温泉の宿で最高でした.