2015/02/11 国士舘大学地理学会冬季巡検が行われました。

 

  

今回は,加藤幸治先生の引率の下,横浜で巡検が行われました。国士舘大学地理学会の行事係の皆さんも,巡検の企画・運営に尽力してもらいました。

 行程は次の通りでした。

日本大通り駅(09:40集合)…横浜税関資料展示室(09:50〜10:15)…大桟橋(10:25〜11:00)…山下公園…横浜中華街(11:30 昼食 12:45)…元町・中華街駅―横浜駅―新子安駅…日産横浜工場(13:50〜16:15)…JVCケンウッド(16:30頃)…生麦事件碑(17:00)…生麦駅解散(17:15)

※…徒歩,―電車                                                                                           撮影・文責:宮地忠幸

   
写真1.横浜税関資料展示室の前で,加藤先生から横浜港の歴史的役割についての解説。  写真2.展示室の中には,横浜港の開港から税関の役割,税関庁舎の移り変わり,貿易の変化などが展示されていました.私が最も興味をもったのは,横浜が港町として発展していった過程を示したスクロール年表と横浜港の貿易品の変化の展示でした。 
   
写真3.象の鼻からみた横浜みなとみらい21地区。
横浜港の開港にともなって造られた波止場(江戸時代末期に波除けとして延長工事が施され「象の鼻」と呼ばれるようになった)からみなとみらい21地区を概観しました。加藤先生から,ベイエリアの再開発の歴史と実態の説明がありました。 
写真4.大さん橋からは,横浜ベイブリッジをはじめ横浜港を概観しました。加藤先生からは,神戸港と比較した横浜港の特殊性の説明がありました。 
   
写真5.大さん橋の先端部  写真6.地形図で横浜の地形と街の区画の関係を確認しました。 
   
写真7.山下公園を歩いて中華街へ移動しました。   写真8.横浜中華街。1時間ほど参加者それぞれが中華料理を楽しみました。 
   
写真9.午後は,横浜の工業地帯へ。 写真10.日産横浜工場へ向かいました。 
   
写真11.会議室に通され,横浜工場の概要の説明を受けました。この後,工場見学へ。  写真12.日産自動車は,1933年に日本初の一貫生産工場として,現在の横浜工場の地に創業しました。現在は,国内に2つあるエンジン工場の一つです。ゲストホール(写真)のエントランスホールとエンジンミュージアムには,日産自動車が開発・生産してきた自動車とエンジンが展示されています。 
   
写真13.正面入り口の脇には,100%電気で動く「LEAF」が展示されていました。横浜工場では,電気自動車やハイブリッド車用のモーターの生産が盛んになっているようです。  写真14.ゲストホール前で,参加者全員で記念撮影。 
   
写真15.第一京浜(国道15号線:箱根駅伝のコースにもなっています)沿いを生麦方面へ歩きました。途中,再開発された中高層の集合住宅と低層住宅が混在する地区を歩きました。  写真16.最後に生麦事件碑を見学しました。江戸時代末期から,横浜は大きく変化してきたことを確認し,生麦駅で巡検は終了となりました。