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サンゴの海を守れ
長谷川 均先生
国士舘大 文学部史学地理学科地理・環境専攻(※) 教授
沖縄の海には世界でも有数のサンゴ礁環境がある。なかでも石垣島白保(しらほ)地区には世界遺産クラスの景観を誇るサンゴ礁地形が形成されているが、1980年代以降、このサンゴ礁をつくる造礁サンゴの白化現象がしばしば見られるようになり、エルニーニョ現象による海水温度の上昇、土地開発事業による赤土の流入が原因と考えられた。こうした問題を解き明かす文・理融合型の学問、それが地理・環境学だ。
※2004年4月より地理学専攻が地理・環境専攻に名称変更する予定です。
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