地域調査士の資格について
地理・環境専攻の学生は、(社)日本地理学会の認定により、「地域調査士」の資格を取得することができます。卒業生に関しては、平成15年度以降に入学された方に適用されます。 1.「地域調査士」とは 「地域調査」とは、地域の特性の科学的な調査、分析、究明、解説、広報等をおこなう業務のことをいい、「地域調査士」とは、地域調査に関して高度な知識及び業務能力を有するものであって、(社)日本地理学会から認定を受けた者をいう(地域調査士認定規程第2条)。 2.資格認定のための修得科目とその基準 地理・環境専攻においては、下記の表のとおりである。 3.講習 資格の認定を受けようとする者は、(社)日本地理学会が実施する、地域調査士としての基本的な素養及び自覚を具備させるために必要な講習を受講しなければならない(有料で、原則として春と秋に実施される)。講習の実施時期・場所等については、(社)日本地理学会ホームページを参照のこと。 4.資格認定の申請 資格の認定を受けようとする者は、上記3の講習を修了したのち、所定の申請書に必要事項を記載し、科目を修得したことを証明する資料とともに(社)日本地理学会に提出する(地域調査士認定規程第8条)。 5.資格認定手数料 地域調査士の申請に関わる手数料は、5,000円(税別)である(地域調査士認定規程第13条)。 6.地域調査士認定見込み書の発行 大学に2年を超えて在籍する者であって、上記3の講習を修了し、大学において上記の修得科目のうち、「地理学野外実習C」および「卒業論文」以外の科目のすべてを履修し、「地理学野外実習C」と「卒業論文」を修得中である者は、在学中に「地域調査士(見込み)」の認定を受けることができる。詳しくは(社)日本地理学会のホームページを参照のこと。 ※日本地理学会 資格専門委員会のホームページは、http://ajg-certi.jp/ です。 |
表1 資格認定のための修得科目