考古・日本史学コースでは、毎年5月に、三年生を連れて卒論研修旅行をおこなっています。座学の研修だけではなく、近隣の史跡、神社仏閣などを訪れ、その地域の歴史を知るために、二泊三日で各地にバスで旅行しています。
この卒業論文研修では、卒業論文の基礎、論文の書き方などをレクチャーします。ここで配られる卒業論文のてびきは、学生にとって非常に重要なものとなります。再配布しませんので、大事にとっておいて下さい。
全体での研修の後、ゼミごとに分かれて研修を行い、専門的な問題を指導します。二泊三日の旅行は、疲れはしますが、これから卒業論文を書こうとする三年生にとっては、非常に有意義なもにになるはずです。
研修旅行と聞くとなにやら堅苦しい旅行かと感じるかもしれませんが、高校時代の修学旅行のような雰囲気が楽しめるはずです。同じゼミの仲間やあまり面識のない人たちと身近に接する機会が多いので、講義だけでは知り得ない先生方の側面を知ったり、今まで話したことのない同級生と話して友人になったりすることができます。ゼミの仲間とお酒を交えて会話に熱をあげたりして。普段の生活からでは味わえない経験ができると思います。
この研修旅行で、日本史のディープな魅力にふれて、知的好奇心を膨らませて、卒業論文執筆のための準備をはじめて下さい。 |