初等教育学会と卒業研究

 

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卒業研究の評価

 

     

 

 教師は経験がものを言う。ある意味、真実を含んでいると思います。新人教師として教育の現場に赴くとき、これまでの経験をもとに、先輩達が実践を積み重ねられている事実に真摯に学びたいと思います。また、教育実習では、これまでの担任先生のクラス創りの果実をお借りするのですから、そのクラスの文化を知り、温度計が温度を変えない(つまり、せっかく築きあげられた文化を壊さない)よう、慎重でいて鋭敏な感性を持ちたいと思います。

 でも、それでもなお。そして、先生自身がその典型でしょと、指摘されるかと恐れながらも、経験年数が長くても授業が下手だったり、子どもから人気がなかったり。敢えて一括りにしてしまえば、駄目な先生が絶対いないとは言えないのです。そう、それは残酷なことではありますが。

 ここで、教師が経験によって育つってことを、もう一度よく考えてみましょう。教師を育てる有効な経験とは何か。それは同じ経験でも、教師によって教師としての自分を育てる有効な経験とできる場合と、そうではない場合とがあるのではないか。その違いが、前に述べた一種の残酷さを呼ぶのかもしれない。

 

以前の学部ホームページの控えをみていたら、次のようなこと(*)を発見しました。(クリックしてみてください)  つまり教師を養成することを目的とする専攻なのです。とすると、これまでに述べてきた疑問に対する考察が、我々のあるべき姿への方向を示しているように思います。つまり、「良い教師となるのに有効な経験を持つこと」。

*AOポリシーとしては「将来の初等教育の教員として,教員になるにあたって十分である基礎学力を努力によって持つことが可能で,かつ,その努力を少なくとも在学中に為しうること」は自明のことなので,記されていません。当然加えられるべきでしょう。2011.3.09正田追記

初等教育学会は、その「有効な経験」を持つために、初等教育専攻の学生と教員とで作る学会です。そして、有効な経験とは何かを考えることも有効な経験になりうると思います。また、ある教材を時間をかけて調べたり、考えたりすることで、その教材を授業で扱った先生と同じくらい、あるいは、それ以上の「経験」とすることもできる。そんな可能性を求めたいと思います。そのような経験への希求が初等教育専攻での4年間であって欲しいと思っています。

<このリンク元のページを作る際に、以前のページを参考にHP係の正田が記しました>

 

『初等教育論集』を年1回刊行し、講演会・総会を開催しています。会の決まりなどは『初等教育論集』に掲載されていますから、詳細を知りたい方は下記のアーカイブを参照してください。

 

 

講演会

初等教育論集

 

 

図書館のサイトでも電子ファイルを得ることができます。

初等教育論集が図書館のサイトで

 [2012/05/15,16:43:42] No.163

図書館のサイトに初等教育論集の電子ファイルを置きました。No.7までは画像としてスキャンしたものの電子ファイル化ですが、索引しやすいようにキーワードをいれたり、これまでスキャナの不具合で、スキャニングの落丁があったりしていましたが、図書館の方の緻密なお仕事で、かなりよく整備されました。
>
『初等教育論集』第1号〜第13号までの、kissへの
>
登録及び、図書館オリジナルHPkissコンテンツ事例」
>
へのリンク張りが終了いたしました。
>https://kiss.kokushikan.ac.jp/pages/SA.aspx
>
kissコンテンツ事例(文学部に収録)」:

http://libw01.kokushikan.ac.jp/hp/Media000.html

2005年度

kouenkai/anno05.htm

号 shotrn/no07_Mar2006.pdf(目次と投稿規程)

2006年度

kouenkai/anno06.htm

8号 shotrn/shotrn08.pdf(この号から全文収録)

2007年度

kouenkai/anno07.htm

9号  shotrn/shotrn09.pdf

2008年度

kouenkai/anno08.htm

10号 shotrn/shotrn10.pdf

2009年度

kouenkai/anno09/index.html

11号 shotrn/shotrn11.pdf

2010年度

kouenkai/anno10.pdf

12shotrn/shotrn12.pdf

2011年度

kouenkai/anno11.doc

13号 shotrn/shotrn13.pdf

2012年度

 

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 また,初等教育論集には,初等教育専攻の当該年度の卒業生全員の卒業研究の概要と,優秀な論文を若干選び,全文,もしくは,抄録を載せることにしています。

 つまり,上に述べた有効な経験として,3年生からはじまる「卒業研究」を位置付けているのです。

 

 なお,卒業研究は,卒業研究の指導の教員を主査とし,その他の教員を副査とする複数の教員によって初等教育専攻で統一された基準で評価されます。また,この評価基準は公表されています。

 基準を公表することは,特にイギリス・アメリカのパフォーマンス評価で近年「ルーブリック」として重要視されてきています。つまり評価される人には,その評価の基準をしる権利が有り,その評価を納得できることで,評価者と被評価者とが対等になる。このような被評価者の人権を尊重する姿勢として提唱されています。それにより評価が公平になることはもちろんのことですが,学習者へ,何が良い作品かを知らしめることになるので,より教育的でもあるのです。

 下記に初等教育専攻の卒業研究に関する規程や,評価基準などへのリンクを張っておきます。

 

 規程:kitei.htm    日程:sche2012.doc (参考)過去の年度の日程:nittei2008.htm 2009 2010 2011

 評価基準の概要: hyohyou/hyouhyou.htm 

(「評価基準」の印刷がしにくくなってしまいましたので,別のファイル形式のものを

作りました。字が途切れたりしている部分は、本来のものを参照して補って下さい。WordExcel

 

教育実習のスタンダード 並びに 教職履修カルテ 

 

(参考までに,スキャンしたものを載せておきます。)      Ver.:2012.4.09

 

 

 

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