中国史をはじめ、広く東洋史を学びます。特に東アジア世界で
大きな役割を果たした中国については、古代から現代に至るまで、
全時代を網羅したカリキュラムが組まれ、歴史・思想・文化を学ぶ
ことができます。このほか朝鮮、北アジア、南アジア関連の科目も
多数開講されています。
専任教員は次の通りです。
●川又正智(考古) ●藤田 忠(古代)
●津田資久(魏晋南北朝) ●奥山憲夫(明) ●石橋崇雄(清)
中国史を学ぶうえで欠かせないのが漢文文献の読解です。
漢文はじはじめてという新入生kら、四年次卒業論文作成に向けて
親切な指導体制が組まれています。
史料の実物にあたって理解を深める為に体験学習も重視しています。
春には東京周辺の博物館研修、夏には京都、奈良などの博物館や史跡を
訪ねる関西研修旅行があります。四年次には二泊三日の卒論研修が行わ
れます。
一般企業に就職する人が大半を占めますが、資格を習得して教員や
公務員になる人も少なくありません。最近は専門分野の研究を続けるた
めに大学院に進学する人も増えています。
●社会(中学)教員免許状 ●地理歴史(高校)教員免許状
●博物館学芸員 ●図書館司書 ●学校図書館司書教諭
「中国古代における書写材料の変遷」
「春秋戦国時代における馬の利用」
「唐代の皇后」 「唐朝の対異民族政策」 「明代隆慶朝の宗教問題」
「清代の女官制度」 「清末の留日学生」
「朝鮮戦争における日本の軍事協力」 など
アドミッションポリシー
1)中国に関心を持ち、漢文史料に積極的に取り組める者
2)アジアに関心を持ち、関係する諸資料や、関係する語学の諸資格を
持っている者
3)出願基準に関する活動で一定の活躍をした者
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