東洋史の個性豊かな教授陣を紹介します。


石橋 崇雄 埼玉県出身

略   歴
東京大学大学院人文科学専攻課程(博士)満期退学。                    日本学術振興会奨励研究員、
(財)東洋文庫奨励研究員などを経て、昭和61年(1986)より本学文学部教員。
現在、教授。
著書・論文 『大清帝国』講談社、「清初皇帝権の形成過程」(『東洋史研究』53−1)
「清初祭天儀礼考」(『清代中国の諸問題』山川出版社)
「マンジュ(manju、満州)王朝論」(『明清時代史の基本問題汲古書院)
「清朝の支配権と典礼」(『王権のコスモロジー』弘文堂)
「清朝国家論」(『岩波講座世界歴史13』岩波書店)
「清初入関以前の無圏点満洲文■案『先ゲンギェン=ハン賢行典例』
をめぐって」(『東洋史研究』58−3)、など。        
社会活動 現在、(財)東洋文庫兼任研究員、内陸アジア史学会理事など。
専門分野 清朝史(満洲語文献資料を用いた他民族国家の清朝の支配構造論)


奥山 憲夫 山形県出身
略   歴 北海道大学大学院博士課程単位修得満期退学。博士(史学)。
現在、専攻主任、教授。
著書・論文 『明代軍政史研究』(汲古書院)
「嘉靖二十九年の京営改革について」(『東方学』63)
「明代巡撫制度の変遷」(『東洋史研究』45−2)
「軍拡から粛軍へ−洪武朝の軍事政策−」(『国士舘史学』7)、など
専門分野 中国近世史(特に明代軍政史を専攻)


川又 正智 新潟県出身
略   歴 京都大学文学部史学科、京都大学大学院。
昭和51年(1976)から国士舘大学に着任。イラク古代文化研究所、教養部を経て、
文学部所属。
現在、教授。
著書・論文 『ウマ駆ける古代アジア』(講談社)
『世界の考古学E 中央ユーラシアの考古学』(共著、同成社)、など
社会活動 現在、日本中国考古学会、日本西アジア考古学会、北方ユーラシア学会
草原考古研究会などにて活動。アサヒカルチャーセンターや諸博物館などでの講座担当。
専門分野 古代東西交渉史、中国古典考古学、青銅器時代研究


藤田  忠 大阪府出身
略   歴 神戸大学文学部史学科(東洋史)卒業、大阪市立大学大学院文学研究科(東洋史)終了。高等学校時間講師を経て、昭和54年(1979)より国士舘大学文学部教員。
現在文学部長、教授。
著書・論文 『漢魏叢書人名索引』(中文出版社)、「『詩経』農事詩の祭祀について」
「漢代の「■祭」について」「後漢時代の妖巫の乱と妖賊の乱について」
「■祭・■祭の成立について」「田o考」「秦の四畤について」、など。
専門分野 中国古代史(中国古代の祭祀)


津田 資久 北海道出身
略   歴 北海道大学大学院文学研究科東洋史学専攻博士後期課程終了。博士(文学)
大学及び高等学校の非常勤講師を経て、平成17年(2005)より本学文学部教員。
現在、専任講師。
著書・論文 「『魏略』の基礎的研究」(『史朋』31)、「陳寿伝の研究」(『北大史学』41)
「『魏志』の帝室衰亡叙述に見える陳寿の政治意識」(『東洋学報』84−4)
「漢魏交替期における『皇覧』の編纂」(『東方学』108)
「曹魏至親諸王攷−『漢志』陳思王植伝の再検討を中心として−」(『史朋』38)、など。
社会活動 現在、三国志学会常任委員
専門分野 中国中世史(魏晋政治史の資料論的研究)