※ 「今月の衛星画像」 2014年のテーマは 東経20度を南へ です ※
Vol.16-04
2014年04月号
「カリーニングラード州 ロシア連邦最西端」
このページの画像はWeb用に画質を落としています。
このページは、1024×768以上の画面でごらんください。画面が小さいと写真の配列位置がこわれます。
「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2014年のテーマは、「東経20度を南へ」です。衛星画像を使って、東経20度に沿った景観を見てまわりましょう。
※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。
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ロシア連邦の最西端のこの州のさらに西端を東経20°が通る.州都もカリーニングラードという.州の人口は100万人程度,その半分が州都に住む.カリーニングラード州は“飛び地”として有名だ.ここから400kmほど東にあるロシア連邦へ行くには,三回も国境を越えなければならない(地図1).しかも,かつてこの地はドイツの飛び地でもあった.カ
リーニングラードの複雑な国家の成り立ちは何かを参照してもらうことにして,ここではとりあえず衛星画像を眺めてみよう. |
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地図1 カリーニングラード周辺の地図 エンカルタ地図による | 画像1 バルト海とカリーニングラード 2014/03/10のLANDSATデータより作成 サンビア半島の先端をかすめるように東経20度線がとおる |
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画像2 クルシュスキー(クルシュー)湾 2014/03/10 クルシュスキー湾に海氷.湾に注ぎ込む河川や河口部には典型的な沖積平野の微地形が見える.砂州に位置する都市ニダ(リトアニア)南の尖角岬のすぐ南を国境が通る |
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画像3 サンビア半島南側 2014/03/10 カリーニングラードは州都で50万人の人口を持つ.バルチースクは不凍港でバルチック艦隊(バルト海艦隊)の母港 |
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画像4 サンビア半島に見られる野焼きとその跡地 2014/03/10 | ||||||||