※ 「今月の衛星画像」 2018年のテーマは 赤道をめぐる です ※
Vol.20−04 2018年04月号
「アマゾン川河口」
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2018年のテーマは、「赤道をめぐる」です。
※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。
アマゾン川河口付近も赤道が通過する場所の一つです。いうまでもなく、アマゾン川は世界最大の流域面積を持ち、その広さはオーストラリア大陸ほどだといいます。つい最近、れまで無人地帯と考えられていた地域に最大100万の人々が居住していた可能性があるとした最新の考古学的研究結果が発表されました。人々がここで暮らしていたのは、イタリアの探検家クリストファー・コロンブス(Christopher
Columbus)が米大陸に到達する数百年前だということです。数年前にも、これまで文明社会と非接触だった人々が発見されるなど、未だに冒険心をそそられる地域です。 さて、アマゾン川河口の大きな都市といえば「ベレン」ですが、この画像の範囲外(南方)です。このページに示した衛星画像でみられるいちばん大きな町は、マカパ(Macapa)ということになるでしょう。マカパは、アマゾン川クルーズの拠点になっているらしく、観光案内に登場します。人口は約35万人で鉱産物や木材、水産物の積み出し拠点でもあるようです (https://web.archive.org/web/20070604164931/http://www.macapa-ap.com.br/)。 河口に広がる三角州上の町として、地図には Afua という地名が見えますが、これらの情報を探すことはできませんでした。 |
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地図1 アマゾン川河口付近 オープンストリートマップによる | ||||||||
画像1 アマゾン川河口 2017年8月のLANDSAT8 RGB:652 | ||||||||
画像2 マカパ(Macapa)周辺 2017年8月のLANDSAT8 RGB:652 | ||||||||
画像3 Afua周辺 2017年8月のLANDSAT8 RGB:652 | ||||||||