※ 「今月の衛星画像」 2020年のテーマは カラーコンポジットの世界 です ※
Vol.22−04 2020年04月号
「カラーコンポジット画像の比較でみるコロンビア川南岸のセンターピポッド」
このページの画像はWeb用に画質を落としています。
このページは、1024×768以上の画面でごらんください。画面が小さいと写真の配列位置がこわれます。
「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2020年のテーマは カラーコンポジットの世界 です
※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。
センターピボット灌漑は1940年にコロラド州ストラスバーグで発明されたものだというが、衛星画像でみても発祥の地では数えるほどしかない。いいっぽう、ここで取り上げたワシントン州とオレゴン州のボーダーには無数のセンターピポッド方式の農場を見ることができる。この地域は、カスケード山脈の東側あたり、いわゆる山脈の雨陰効果で亜乾燥状態となる地域である。カスケード山脈西斜面の温帯雨林に対して、山脈の東部では草原と灌木のステップで覆わる地域に相当する。コロンビア川の両岸は、豊富な地下水を利用したセンターピポッド農場が所狭しと並んでいる。画像の地域では、農場の大きさは直径0.5マイル(800m)で統一されている。カラーコンポジットは、植生の状態を示す何種類かを作ってみた。トゥルーカラー画像と比較すると面白い。 | ||
画像はいずれも、2017/7/16 LANDSAT 8 | ||
●は画像の位置を示す | Natural Color |
Natural Color | Healthy Vegetation | ||||
OLI4 |
Red |
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OLI5 |
Red |
|
OLI3 |
Green |
OLI6 |
Green |
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OLI2 |
Blue |
OLI2 |
Blue |
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False Color(urban) |
Vegetatiom Analysis |
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OLI7 |
Red |
|
OLI6 |
Red |
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OLI6 |
Green |
OLI5 |
Green |
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OLI4 |
Blue |
OLI4 |
Blue |
コンポジットの英語名称は,esri による. |