※ 「今月の衛星画像」 2023年のテーマは 日本の絶景 です ※
Vol.25-04 2023年04月号
「筑紫平野」
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
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筑紫平野(つくしへいや)は、福岡県・佐賀県の南部、有明海の湾奥に面する九州最大の平野である.稲作がさかんで,米だけではなく麦も作らる.地理の授業では,1年に2度違う作物を作る二毛作がさかんな場所としてよく登場する. 筑紫平野には広大な水田が広がるが,ここへ水を供給する河川の流域面積はそれほど広くない.山地の面積が狭いということ,平野が海側へ発達ししだいに水源地から離れていったということが原因で農業用水が不足するということが常態化している.そのため,水を反復利用するためのクリーク(人工水路)が広く整備されている.クリークに貯められた水は揚水機でくみ上げられ,使い終わったらクリークへ戻すということを繰り返す.そのため,クリークが佐賀平野にはり巡らされた.現在は,このクリークも多くが直線型のクリークに改修されたという.規模の大きなクリークは,衛星画像からも判読できる(画像2の中央部分). |
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画像1 九州北西部 LANDSAT8 2021年10月3日 RGB:652 | |||||
画像2 筑紫平野 | LANDSAT8 2021年10月3日 RGB:652 |