※ 「今月の衛星画像」 2018年のテーマは 赤道をめぐる です ※
Vol.20−08 2018年08月号
「ケニア山 赤道直下の氷河」
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2018年のテーマは、「赤道をめぐる」です。
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アフリカ大陸東部、ケニアのほぼ中央部に位置する火山。赤道直下にある。標高は5199mで、キリマンジャロにつぐアフリカ大陸第2の高峰である。
310万年前から260万年前の間に断続的な噴火で作られた山である。キリマンジャロ山がなだらかな山容から富士山を連想させるのに対し、ケニヤ山は険しさから穂高山や剱岳を連想させるという。 キリマンジャロに比べ降水量が比較的多いため、植生が豊かであるという。登山道は、西側からアプローチするルートが一般的だそうだ。2000m以下の山麓(さんろく)には高原が広がる。高原地帯の東斜面は多雨で、森林をひらいてコーヒーなどの栽培がおこなわれ、北西斜面に広がるサバナは小麦農園や牧草地として利用されている。森林帯が2000〜3300mまで続き、3300-3600mまでは湿地帯になっているという。それ以降の標高3600m以上は高山帯となる。4400m以高には氷河がある。かつて18個の氷河が存在したが、現在(1992年)は11の氷河が見られる。また、氷河は20世紀初頭から後退しており、年間2mから4m以上にもおよぶ。氷河の後退に伴って植物が徐々に山を登ってゆく様子が記録されている。 ケニア山(水野一晴:1995年 世界の山やま アジア・アフリカ・オセアニア編、地理9月増刊)、Microsoft Encarta、などから引用し編集しました。 |
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地図1 ヴィクトリア湖(幅、250km)とケニア山(図東端付近の薄緑の部分、オープンストリートマップによる) | |||||||||
画像1 ケニア山と周辺地域 白線は赤道 2018/1/29 LANDSAT8 RGB:432 | |||||||||
画像2 ケニア山と等高線 | |||||||||
画像3 ケニア山 |