※ 「今月の衛星画像」 2010年のテーマは 境界 です ※
Vol.12−12
2010年12月号
「光でみる境界−DMSP画像とISSで撮影された画像から見る夜の地球−」
このページはブロードバンドを使ってご覧ください。画像はWeb用に画質を落としています。
このページは、1024×768以上の画面でごらんください。画面が小さいと写真の配列位置がこわれます。
「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学のアーカイブデータを使用することもあります。
2010年のテーマは、「境界」です。衛星画像を使って、世界の「境界」を見てまわりましょう。
※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。
住宅街に電飾の光があふれるクリスマスシーズンになりました。HVカーが駐まる庭先の植え込みを、深夜までこうこうと光る電飾で飾ったお宅を見ると“エコカー”を買った理由が透けて見え、人ごとながら少しガッカリした気持ちになってしまうわたくしです。夜の地球画像に見える光でも眺めて気分転換です。 宇宙から見た夜の地球画像は、NOAAの気象衛星DMSP (defense meteorological satellite program)でおなじみです。公開されているのは、90年代中頃の画像をモザイクしたものだそうです。何かと話題の絶えない朝鮮半島は、光で国境線を引くことができます。エネルギー不足といわれているので、今も同じような景色なのかもしれません。 国際宇宙ステーション(International Space Station)に感度の良いNikonの一眼デジカメが積み込まれ、人間の眼で見るのと同じような画像を撮影できるようになったと報じられました。NASAのページにはこれらの美しい画像があります。また、日本人の宇宙飛行士が撮影した画像は写真集になって出版されています。DMSPを運用するNOAAのサイトには、宇宙飛行士が撮影した夜の美しい画像が載っていました。今月はこれらの画像を引用してこのページを構成してみました。 Image and Data processing by NOAA's National Geophysical Data Center. DMSP data collected by the US Air Force Weather Agency. |
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画像1 朝鮮半島と中国大陸に見える光の境界と線 |
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画像2 DMSPの画像を、Google Earthに貼り付けたもの。 |
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画像3 ISSで撮影されたAbuZavi | 画像4 Cairo |
画像5 Jedda | 画像6 Riyadh |
画像7 TelAvivとJerusalem | 画像8 この写真はヨーロッパにある某国の首都です。さぁどこ? |
画像9 LANDSAT TM6(熱赤外)の夜間画像 場所はアブダビ西方のJebel Dhana |