※ 「今月の衛星画像」 2018年のテーマは 赤道をめぐる です ※
Vol.20−12 2018年12月号
「モルッカ海 プレート境界の島々」
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2018年のテーマは、「赤道をめぐる」です。
※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。
太平洋の縁海の一つであるモルッカ海は、マルク海,マラッカ海ともいう。ここはインドネシアのハルマヘラ島とスラウェシ島に挟まれた約300km四方の海域であり、水深は1,000mを超える。画像1のグーグルアース海底地形を見るとわかるように、海底地形は複雑で,小さな海溝や海盆が多数分布する。ユーラシアプレートとオーストラリアプレートの境界上にあり,周囲の島では地震や火山活動が盛んである。 赤道直下の海域であるから、ほぼ通年雲が多い地域である。画像2,3,4は、landsat8 のここ数年のデータから、最も雲量の少ないものを選んだ。しかし、残念なことに火山島の頂上は雲に覆われその姿を見すことができない。島Sの周辺部は傾斜が急であるため(画像3)、サンゴ礁の発達もよくない(画像4)。 |
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地図1 オープンストリートマップによる | 画像1 GoogぇEarthによる | ||||||
画像2 2016年1月2日 LANDSAT8 432+8(Pansharpened image) | 画像2 2016年1月2日 LANDSAT8 432+8(Pansharpened image) | ||||||
画像3 2016年1月2日 LANDSAT8 432+8(Pansharpened image) |