※ 「今月の衛星画像」 2022年のテーマは 世界の都市 です ※
Vol.24-02 2022年02月号
「ブラジリア 世界遺産になった近代都市」
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
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リオデジャネイロは長くブラジルの首都であったが,1960年4月に,北950kmに位置するブラジリアに遷都された.ブラジリアは,ブラジル中央高原の標高1100mにあり,低緯度にありながら温和な気候に恵まれている.ブラジルは1822年に独立したが,1891年に内陸部への首都移転が計画され,1956年この地が選定された.郊外に目をやると,広大や農地や荒地が広がっている.市街地の南北には,画像で茶色に見える広大な土地が広がっており,都市の拡大に対応できる広大な土地が広がっている. 中心市街の平面形は東に機首を向けた飛行機の形をしている.機首にあたる部分に国会議事堂,大統領府,連邦最高裁判所が,西に向かって延びる機体の部分に官庁街が配置され,両翼の部分が住宅地区となるように計画されたという.最新技術を駆使して建設された近代都市として,1987年に世界遺産の文化遺産に登録された. |
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地図1 ブラジリア 画像の位置 |
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画像1 ブラジリアを中心に、南北に赤茶けた荒地がみえ,その外縁部には耕地が広がる 2021年6月取得, LANDSAT 8の画像 (RGB:432+8) |
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画像2 湖の西岸が飛行機の機首にあたる 2021年6月取得, LANDSAT 8 | |||
画像3 ブラジリアの中心部 2021年6月取得, LANDSAT 8 | |||
画像4 官庁街と右翼部にあたる住宅街 2021年9月取得, SENTINEL 2 |