※ 「今月の衛星画像」 2012年のテーマは 世界の三角州 です ※
Vol.14−07 2012年07月号
「金海(キメ)三角州」
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙航空研究開発機構 (旧宇宙開発事業団)です。
MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙航空研究開発機構 (旧宇宙開発事業団)です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙航空研究開発機構 (旧宇宙開発事業団)です。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙航空研究開発機構 (旧宇宙開発事業団)です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2012年のテーマは、「世界の三角州」です。衛星画像を使って、世界の「三角州」を見てまわりましょう。
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今月は、韓国東部ナクトンガン(洛東江)の河口にある三角州を取り上げてみた。丘陵をぬうように流れる洛東江は、テベク山脈(太白山脈)の太白山から525kmを流れ下り日本海の朝鮮海峡に注ぎ込む。目と鼻の先は日本の対馬である。 洛東江は、水量が多く流れがおだやかなため歴史的に河川交通がさかんであったといわれている。河口の先には見事な沿岸州が形成されているが、流域からもたらされる堆積物が、波や沿岸流の影響で広く連なる陸棚に堆積して形成されたものだろう。画質を落としてあるのでよくわからないかもしれないが、沿岸州の沖には海苔網がたくさん置かれている。 三角州の上にある空港は金海国際空港で韓国の南の玄関口である。河口の東には釜山(プサン)の市街地が広がっている。 |
地図1 韓国東部の南岸 中央やや右に洛東江の河口がある ノキアマップスより切り出し |
画像1 2012年6月3日 LANDSATデータより作成 RGB:841 |
画像2 2012年6月3日 LANDSATデータより作成 RGB:841 |