※ 「今月の衛星画像」 2025年のテーマは 境界 です ※
Vol.27 -07
2025年07月号
衛星画像 リモートセンシング
「朝鮮半島を分断する38度線とD.M.Z.」
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には,「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合,データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合,データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合,データ所有は米国政府,提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOTの場合,COPYRIGHT CNES,提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また,メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。SENTINEL衛星のデータは,欧州機構のアーカイブによります.
※写真や画像の引用に関する問い合わせは,こちらのリンク先ページをご覧下さい。
朝鮮半島における38度線とD.M.Z.(DeMilitarized Zone;非武装地帯)は、南北分断とその後の軍事的緊張を象徴する重要な境界である。38度線は、第二次世界大戦後の1945年に、朝鮮半島を北緯38度線を境に北側をソ連、南側をアメリカが分割統治するために設けられた緯度線である。当初はあくまで暫定的な占領区分けの線であったが、後に北朝鮮と韓国という二つの国家が成立し、政治的な分断線としての意味を持つようになった。 |
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図1 画像1の位置 . | 図2 韓国土産でもらったTシャツのプリント | ||
Tシャツにプリントされた文章 : 1953年以来の韓国非武装地帯 |
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画像1 朝鮮半島の北緯38度付近を横断する画像 SENTINEL2 2025年6月6日の画像を接合 RGB:432 矢印の間がD.M.Z.(DeMilitarized Zone;非武装地帯) |
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画像2 D.M.Z.(DeMilitarized Zone;非武装地帯)の西部地域 SENTINEL2 2025年6月6日の画像を接合 RGB:432 | |||
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画像3 D.M.Z.(DeMilitarized Zone;非武装地帯)の東端 SENTINEL2 2025年6月6日の画像を接合 RGB:432 | |||