※ 「今月の衛星画像」 2018年のテーマは 赤道をめぐる です ※
Vol.20−06 2018年06月号
「ガボン ギニア湾東端,赤道直下の国」
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2018年のテーマは、「赤道をめぐる」です。
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ガボン共和国はギニア湾の東端にあり,北に赤道ギニアとカメルーン,東から南にはコンゴ共和国と接している.面積は日本の2/3ほどで人口は150万人ほど,内陸の一部を除き高温多雨の熱帯雨林気候下にある.在ガボン日本大使館のホームページには,「湿度は年間を通じて70〜99%あり、有機物全てにカビが
生じやすく過ごしにくい気候です」とあり,これを書いた人のヘキヘキ感が伝わってくる. 海外安全ホームページでは,「レベル1:十分注意してください」とあり,アフリカの他の国に比べれば十分安全なレベルにある国なのではないかと思わせる. 首都で国内最大の都市であるリーブルビルの人口は40万人程度でである。画像1,2で,西端にある港湾都市ポールジャンティユ(15万人程度))は木材加工と石油産業の中心地である。オゴウェ川を使って上流部までフナ運河発達しており、奥地の資源の輸出港として使われる。オゴウェ川の中州にあるランバレネは、ヤシ油のプランテーション栽培の中心で、シュワイツァーが病院を建設した町として知られている。 産油国であり、人口の少なさもあいまって国民所得はアフリカ諸国では高い部類に属しているようだが,物価の高さを嘆く外交官の声が,在ガボン日本大使館のホームページには溢れている.在日本大使館のページは,大使館員の数が少ない国のものほど自由度が高いような気がする.小国の在日本大使館のホームページめぐりは,結構面白い. 本文の記載は,在ガボン日本大使館ホームページ,マイクロソフトエンカルタ,ウィキペディアを参考にしました. |
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地図1 ガボンとその周辺地域(オープンストリートマップによる) | 画像1 ガボンの海岸低地 2016/03/10 LANDSAT8 RGB:432 | ||||||||
画像2 首都周辺 | 画像2 マングローブと低湿地 | ||||||||
画像3 南部の都市ポールジャンティ | |||||||||