※ 「今月の衛星画像」 2016年のテーマは 世界の湿地 です ※

Vol.18
-11    2016年11月号

ニジェール内陸デルタ

このページ画像はWeb用に画質を落としています
このページは、1024×768以上の画面でごらんください。画面が小さいと写真の配列位置がこわれます。

「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS
衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSAT
の場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOT
の場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。

「今月の衛星画像」バックナンバーを見る野付崎、風連湖、尾岱沼

「今月の地理写真」バックナンバーを見る


 2016年のテーマは、「日本の湿地」です。衛星画像を使って、日本の湿地を見てまわりましょう。


※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。


 
   2006年11月号でニジェール川のデルタを取り上げた.ニジェール川がその流路を大きく転換する手前に,巨大な内陸デルタが形成されてる.このデルタの地域には,約200万人の人たちが暮らし,漁業,放牧,農業で生活をたてているという.このデルタは,ヨーロッパから北渡り鳥の主要な越冬地でもあるという.しかし,この地域では1930年代から大規模な開発が計画されてきており,現在その動きが加速されている.
 内陸デルタの上流部分では,ダムや分水路の建設が進んでおり,外国資本の農業法人のための灌漑事業が進んでいる.事業は、中国の砂糖会社,リビアの稲作法人,ドイツやフランス,アメリカの企業が出資する農業開発プロジェクトへの水供給であり,灌漑事業を統括する政府機関「ニジェール公社」の管理区域で行われる.

本文は,次の二つのサイトからの情報によりまとめました.
clover.rakuno.ac.jp/dspace/bitstream/10659/464/1/J-30-1-49.pdf
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/7238/?ST=m_news
                
 











   
 
   地図1 ニジェール川デルタ(2006年11月号参照)とニジェール内陸デルタの位置 エンカルタ地図より作成    画像1 ニジェール内陸デルタとその周辺 2001年10月26日 LANDSAT5 RGB:342 
 
画像2 ニジェール内陸デルタの中心部  2001年10月26日 LANDSAT5 RGB:342