※ 「今月の衛星画像」 2014年のテーマは 東経20度を南へ です ※
Vol.16-10
2014年10月号
「サハラ砂漠の湖 ウニャンガ(Ounianga)湖沼群」
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このページは、1024×768以上の画面でごらんください。画面が小さいと写真の配列位置がこわれます。
「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2014年のテーマは、「東経20度を南へ」です。衛星画像を使って、東経20度に沿った景観を見てまわりましょう。
※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。
サハラ砂漠には、堆積岩が侵食された台地がところどころに分布しています.アルジェリア南東部にある巨大な山塊はタッシリ・ナジェールと呼ばれています.サハラ砂漠の最奥部には、このような巨大な塊のように見えるもののほかに、何条にもわたる細長い谷と尾根の組み合わせの台地もあります.ときどき航空券の手配を依頼する代理店のサイトを覗いていたら、8月号で扱ったチャドの北部のツアーが紹介されていました. 地図2は、このサイトにあったものを引用させてもらいました.この地図にある、エネディ山地とティベスティ山地の間の部分の衛星画像が画像1です.この地域はウニャンガ盆地といい、いくつかの湖があるといいます.これらの湖は、かつてこの地にあった大きな湖のなごりであると考えられており、西アフリカのモンスーンが現在より強かったアフリカの湿潤期(14800~5500年前)に形成されたものだということです(http://visibleearth.nasa.gov/view.php?id=41425).その頃の水が地下に帯水したものが多く、塩水湖の割合は10%程度とのことです. |
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地図1 アフリカ北部の地図 マークは画像1,2の位置 |
地図2 チャド北部 西遊旅行のサイトから引用(http://saiyu.co.jp/itinerary/new/GATD13/index.html) |
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画像1 チャド北部ウニャンガ盆地周辺の台地と湖沼 LANDSAT8 2014/09/10のデータから.RGB:453 |
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画像2 ウニャンガ湖 LANDSAT8 2014/09/10のデータから.RGB:453 |
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