※ 「今月の衛星画像」 2015年のテーマは 火山 です ※
Vol.17-10
2015年10月号
「箱根火山」
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2015年のテーマは、「火山」です。衛星画像を使って、世界の火山を見てまわりましょう。
※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。
20115年6月29日から30日、7月1日に、ごく小規模な噴火が起こった。その以後は火山活動は収まりつつあるといわれるが大涌谷周辺では依然として噴火の可能性が指摘されており、火口周辺では入山できない状態が続いている。 箱根は首都圏から近いため、しばしば地理や地学の巡検コースとして使われる。箱根湯本から箱根登山鉄道で強羅まで、ここからケーブルカーで早雲山、そしてロープウェイで大涌谷の上を通過して桃源台駅というコースは、とても魅力的だ。箱根ロープウェイは、2015年10月現在、全線運転見合わせ中である。 箱根火山は、古くは久野久氏の研究で知られる。久野は、関東大震災でできた崩壊地の露頭をつぶさに観察して、形成史を編んだといわれている。箱根火山、特にカルデラの成因などに関する久野の見解はその後大きく修正されることになるが、久野の火山研究は日本の火山研究の礎のひとつとして評価されている。 大涌谷の駐車場に設置されたライブカメラの映像。このページへ移動して、ブラウザの再読み込みボタンを押してください。 http://www.sizenken.biodic.go.jp/live/view.php?camera_no=48 |
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画像1 LANDSAT8 2015年9月の画像 | |||||||||||||||||
位置図 OpenStreetMapによる | 箱根登山鉄道-ロープウェイのルート (箱根登山鉄道HPより) | ||||||||||||||||
大涌谷 2011年10月 | 大涌谷 2011年10月 | ||||||||||||||||