※ 「今月の衛星画像」 2017年のテーマは 北緯40度線をたどる旅 です ※
Vol.19−10 2017年10月号
「夜間画像で北緯40度帯を見る」
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2017年のテーマは、「北緯40度線をたどる旅」です。衛星画像を使って、日本の湿地を見てまわりましょう。
※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。
「北朝鮮では電力事情がよろしくない」という報道でかつて象徴的に使われていたのがDMSPの夜間画像であった。この衛星は、1965年から2006年まで44機が打ち上げられ運用された。初期のスパイ衛星はアナログカメラで地表を撮影し、フィルムの入ったカプセルを地表に向かって落としていた。ターゲットが雲で覆われているときに、限りあるフィルムで撮影する無駄をなくすため、雲の有無を調べる必要があり、そのための衛星がDMSPだった。その後、「サービス開始から半世紀が過ぎ、DMSPは陸・海・空の三軍で日夜行われる軍事作戦を立案し、保守していく上で価値のあるツールとなった。1972年12月、DMSPからのデータは機密解除され、公的機関、研究機関で利用することが可能になった。1998年6月1日、コスト軽減のため、衛星の管制とメンテナンスの管轄はNOAAへと移管された」(ウィキペデキアによる)。 現在、DMSPのデータはNOAAのサイトからダウンロードできる。しかし、データは非常に大きく扱いにくい。下記のサイトでは、扱いやすく加工したデータが簡単に閲覧できる。http://agora.ex.nii.ac.jp/~kitamoto/research/rs/stable-lights.html.ja |
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画像1 2013年のDMSP画像 北緯40度を中心とする 地中海から日本まで | |||||||||||