※ 「今月の衛星画像」 2021年のテーマは アメリカ大陸の山地・山脈 です ※
Vol.23-09 2021年09月号
「パタゴニアの氷河 末端部をみる
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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
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パタゴニア一帯の氷原の下方には、アンデス山脈の側面から流れる豊富な氷河に由来した色とりどりの氷河湖が存在します.パタゴニア氷原は南極大陸の氷河とともに、地球上で最も高い割合で失われているといわれています.氷河の損失の多くは、60を超える主要な氷河の出口の部分,つまり氷原から降りてくる氷河の末端の部分で生じています. 氷河のほとんどは氷河湖の部分で終わり、氷河氷が溶けたり壊れて氷河湖に流出したりして失われます.パタゴニアの氷河の多くは東側にある末端の淡水湖で大量の氷を失っています. 氷河には非常に細かい氷河が運搬してきた堆積物で満たされているため、宇宙から見ると乳白色のターコイズに見えます.しかし,氷河湖の色は堆積物の粒径や組成,融解水の量などに影響されているようです.谷氷河は合流する度に谷壁から落下した堆積物が作る縦縞模様が増えていきます.その曲線もまた宇宙から見た氷河の見所の一つといえましょう. 下記を参考にしました. https://translate.google.com/translate?sl=auto&tl=ja&u=https%3A%2F |
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画像1 衛星画像の位置パタゴニアは南緯39度以南にある。 2021年3月取得,LANDSAT 8 RGB:432 |
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画像2 画像1のA地域 2021年3月取得, LANDSAT 8 RGB:432 | ||||
画像3 画像1のB地域 2021年3月取得, LANDSAT 8 RGB:432 | ||||
画像4 画像1のC地域 2021年3月取得, LANDSAT 8 RGB:432 | ||||
画像5 画像1のD地域 2021年3月取得, LANDSAT 8 RGB:432 |