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VOL.15-07  2013年07月

  グランドキャニオンからブライスキャニオンへ

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 千数百万年前に開始した地盤の隆起と傾動。コロラド川とその支流による侵食。その結果として広がる大自然のパノラマ。今回は、最下層のグランドキャニオンからザイオンを経て最上層のブライスキャニオンに及ぶ2000mの谷壁を概観する。
       
図1 今回示す写真の概観      図2 Grand Canyon、Zion、Bryce Canyonの地層の位置関係(出典:Zion: the Story Behind the Scenery, Las Vegas: KC Publications
   

写真1 Grand Canyon 国立公園の上流に位置するMarble Canyon のコロラド川の濁流。

    写真2 Grand Canyon 国立公園右岸(North Rim)にある展望台からの眺め。
   
写真3 アメリカには、自然美を損なう過剰な標識やガードレールは無い。「自分の危険負担で行動せよ」という無言の忠告が伝わる(図7の人影も同じ)。 写真4 コロラド川右岸のKaibabu 国有林に繁茂するアスペン。ここのカイバブ鹿の収容力をめぐって1900年代初頭に大きな議論が起きたが、1955年には日本でニホンカモシカの特別天然記念物指定が始まり、今や増えすぎによる駆除が行われている。
   
写真5 Zion 国立公園     

写真6 Zion 国立公園

写真7 Bryce Canyon 国立公園     写真8 Bryce Canyon 国立公園
写真9 Bryce Canyon 国立公園
写真1~9野口泰生 撮影
                                           

                                              

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