※ 「今月の衛星画像」 2016年のテーマは 世界の湿地 です ※

Vol.18
-05    2016年05月号

泡瀬干潟と川田干潟

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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS
衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSAT
の場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOT
の場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。

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 2016年のテーマは、「日本の湿地」です。衛星画像を使って、日本の湿地を見てまわりましょう。


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   地形図の中央部にある東に突き出た半島部の北側が川田干潟、南が泡瀬干潟であった。川田干潟は埋め立てられ、すでにそのほとんどは消滅した。泡瀬干潟も埋め立てが進みかつての姿はすでにない。
 泡瀬干潟は沖縄最大の干潟として知られ、鳥類や海草、海藻類の生息地であった。干潟の歴史や利用史、埋め立てのいきさつなどはウィキペディアに詳しい。川田干潟を埋め立てた新港地区の埋立地(特別自由貿易地域)は、企業誘致がうまくいっているとはいえず空地も多い。泡瀬の埋め立て地にはホテルやショッピングモール、住宅地をつくる計画だという。

    
 
  地図1 1919年の地形図(今昔マップによる)  
 
   
  画像1 沖縄本島のナチュラルカラー画像  2015年1月4日 LANDSAT 8 RGB:342  
 
 
 
 
  画像2 中城湾 泡瀬付近  2015年1月4日 LANDSAT 8 RGB:342 
 
     
  写真1 2003年9月に撮影した泡瀬周辺 泡瀬埋め立て前の姿 写真2 泡瀬干潟の海草とミドリイシサンゴ   
   
     
   写真3 2011年3月 埋め立てが進む 写真4 2011年3月 埋め立て地へ続く取り付け道路 
     
   写真5 海岸に建てられたカンバン 写真6 その先は広範に埋め立てられますとは書かれていない 
    このカンバンを見せられて98%が残るといわれても・・・