※ 「今月の衛星画像」 2017年のテーマは 北緯40度線をたどる旅 です ※
 Vol.19
−11    2017年11月号

北緯40度と東経140度の交会点 八郎潟

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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS
衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSAT
の場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOT
の場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。

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 2017年のテーマは、「北緯40度線をたどる旅」です。衛星画像を使って、日本の湿地を見てまわりましょう。


※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。


     
   日本で唯一陸地に緯線・経線10度単位での交会点が存在するのがここである。
陸繋島である男鹿半島の付け根にある八郎潟は、北の米代川と南の雄物川からのびる砂州の間に存在した海跡湖である。かつては、琵琶湖に次ぐ面積を持っていたが、1957年に着工された干拓工事で大部分が埋め立てられてしまった。干拓事業は、1977年に竣工した。
 コメの増産を目的として干拓工事であったが、政府の減反政策でもあり入植者の公募は1970年に打ち切られた。さらに、干拓事業で貴重な環境が損なわれた。
      
   画像1 2017年8月2日のNatural Color 画像
 
 
 画像2 八郎潟干拓地
画像3 大潟村のホームページ