※ 「今月の衛星画像」 2004年のテーマは 世界の国立公園 です ※
Vol.6−10 2004年10月号
「台湾・阿里山国家風景区」
このページはブロードバンドを使ってご覧ください。画像はWeb用に画質を落としています。
「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団 です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団 です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace
Imaging(R)/宇宙開発事業団 です。SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
図1:台湾中部のLandsat TMナチュラルカラー画像(1990年7月22日撮像)
薄い赤色が阿里山国家風景区。台湾中部には、国家公園、国家風景区が多く分布している。
図3:阿里山周辺のLandsat TMナチュラルカラー画像(1990年7月22日撮像)
阿里山国家風景区は、山頂が準平原状になっている。玉山は台湾最高峰である。
台湾林野庁のHPでは、阿里山を含め台湾の森林に関する情報がWeb GISで閲覧できる。
また、1999年集集地震の特集ページが作成され、清水渓周辺の地すべり被害マップが見られる。
写真1:温帯林と暖帯林の境界付近の様子。
阿里山付近では標高1800m以上が温帯林になり、針葉樹が育つ。高度が下がると、ビンロウなどの熱帯林が現れる。
また中腹域では、茶の栽培が行われ、阿里山の高山茶として有名である。
なお、本地理・環境専攻では2004年9月に台湾の中国文化大学とのセミナーが開かれ、台湾北部〜中部への巡検を行いました。
その写真記録が、本専攻HPに掲載されているので併せてご覧ください。
(※一部のリンクは、中国語のサイトです。ブラウザの言語設定を中国語(Big5)にして閲覧ください)
大学院地理・地域論コースM2 鈴木敬子