※ 「今月の衛星画像」 2012年のテーマは 世界の三角州 です ※

Vol.14−10    2012年10月号

「オリノコ川の三角州」

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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙航空研究開発機構 (旧宇宙開発事業団)です。
MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙航空研究開発機構 (旧宇宙開発事業団)です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙航空研究開発機構 (旧宇宙開発事業団)です。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙航空研究開発機構 (旧宇宙開発事業団)です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。

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 2012年のテーマは、「世界の三角州」です。衛星画像を使って、世界の「三角州」を見てまわりましょう。


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 南アメリカ大陸の大河川オリノコ川流域はいつも雲が多い。雲の切れ間からオリノコ川デルタが顔をのぞかせる画像がここに示したものだ。しかし、これはオリノコ川デルタのほんの一部分に過ぎない。下流部の三角州の面積は2万700km2ほどあり、大西洋から約190kmの地点からはじまっている。日本の四国を一回りほど大きくした広さを持っている。三角州は広大な熱帯の湿地で、沿岸は広大なマングローブが生い茂る。オリノコクロコダイル、川イルカ、カワウソやマナティーなど野生動物の宝庫で南アメリカの宝石と称されるという(http://www.panda.org/downloads/freshwater/orinoco.pdf)。


地図1 オリノコ川河口部の地図 Being地図より切り出し
 
 
画像1  オリノコ川デルタのほんの一部分(地図1内の黒枠の部分)  LANDSAT TM 1987/11/23 ナチュラルカラー画像