久米島を東方上空からみる。
久米島では、島の南側のサンゴ礁が広いが、これは南上がりの地殻変動の結果と考えられている。 |
飛行場の近くのシンリ浜には、砂丘砂が固結したデューンロックがみられた。近年リゾートホテルなどが建設されたので、現在もみられるかどうかは不明。 |
表面が固まり黒い被殻が形成されている。シンリ浜周辺では、板状のビーチロックも形成されていた。 |
久米島南部の島尻湾に臨む浜に形成されているビーチロック。この場所のビーチロックの形状や固結物は他所の典型的なビーチロック(次ページのハテの浜のようなもの)とは特徴を異にする。 |
左の写真と同一のものをアングルをかえて撮影した。扇状に広がり、あたかも砂浜の背後から流れ出したセメントのように見える。 |
砂浜の背後には巨岩が分布しているが、これらの間を埋めるようにビーチロックが形成されている。 |
島尻湾のビーチロックのもう一つの特徴はは“泥っぽい”ことである。表土の赤土が混ざったような色をしている。詳しい調査はしていないが、おそらく構成物質もハテの浜などとは異なっているようだ。 |
現在は離水していることから、形成年代は数千年前か? |
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少し離れた場所にはこのような典型的なビーチロックもみられる。 |
左の大きなレキは右のビーチロックから外れ落ちたもの。 |