■学びのポイント |
全時代を網羅する中国史を重点的に。
幅広く東洋史を学ぶ中でも、特に中国史に重点を置き、全時代をカバー。殷代から現代までの全ての時代について、それぞれ専門の先生が多数の科目を開講しています。
北アジア・西アジアも含めた研究。
中国の歴史、思想、文化をメインに、近年、注目が高まっている朝鮮半島や北アジア・西アジアなどの周辺地域についても学び、広い視野から歴史に対する問題意識を養っていきます。
1年次から漢文読解力を養成します。
中国史の分析・検討のため、史料の読解に欠かせない漢文文献の講読に1年次から取り組みます。しっかり基礎力をつけることをめざすので、これから学び始める人でも安心です。
研修で博物館・史跡めぐり。
教室での講義や演習だけでなく、学外研修として、実際に博物館で貴重な史料を見学したり、各地に残る重要な史跡を訪ねる体験学習も積極的に行います。
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■将来のフィールド |
教員、公務員から企業まで幅広く。資格取得で図書館司書の道も。
さまざまな民間企業に進出するほか、高校1種(地理歴史)や中学1種(社会)の教職員免許を取得して教員になったり、公務員資格を取得して専門性の高い仕事に就く人が多くを占めます。そのほか、図書館の司書や学校図書館の司書教諭免許を取得して、司書職に就く人もいます。
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■科目紹介 |
東洋史学概論
「歴史学とは何か」という問題が、従来どのようにとらえられ、考えられてきたかを、中国史学の変遷を具体的にたどりながら理解する。
東洋考古学研究法基礎
アジア考古学の歴史と現状について基礎的な知識を身につけ、考古学が文献史学とともに過去を復元する方法であることを考える。
東洋史講読I〜IV
中国史の各時代ごとに特徴的な文献資料の種類やその活用法を習得するとともに、漢文史料読解力を養い、考慮すべき諸問題も扱う。
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