■学びのポイント |
日本文学と日本文化と日本語。
上代・中古・中世・近世・近現代の各時代の文学と文化、及び日本語に関する極めて多彩なカリキュラムが用意されています。各分野の研究の第一線で活躍している教員による多方面の講義と、少人数教育によるゼミによって、多種多様な関心を持つ学生各人に応じた学習が可能です。
周辺学問との比較研究を通して日本文学を学ぶ。
日本文学がアジアや西欧との関連においてどのような独自性を持つか比較研究を行い、日本の言語、言語芸術などを追究します。文学作品・文化現象を、広く、歴史・思想・宗教・神話・昔話・民俗などの周辺領域の学問とも関連させながら考えるように指導します。
体系的に情報学を学ぶ。
今日の社会で情報スキルは、社会人としての必須の要件となっていますが、情報学は日本文学・文化の研究においても大きな位置を占めつつあります。本専攻では、大学の情報教育と連動しつつ、情報検索・データベース構築・テキスト解析・画像処理等の情報学的知見を日本文学・文化の研究にも応用してきます。
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■将来のフィールド |
教員、公務員、民間企業で幅広い教養と情報処理力を発揮。
教員免許を取得して中学や高校の教員になるほか、官公庁の仕事に従事したり、一般企業に就職するケースが大半を占めます。さらに日本語教師や図書館の司書資格を取得したり、書道科目を修めて書道教諭になる例もあります。また、情報処理能力も生かす、広報関係の職種への進出も期待されています。
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■科目紹介 |
日本古典文学講読
『源氏物語』を講読するとともに、平安時代の物語文学の特質や時代環境などを考察し、物語文学史上の源氏物語の位置を見定める。
日本現代文学講読
辻仁成・山田詠美・よしもとばなな・村上春樹など、現代の作家の作品購読や、彼らを生んだ文学的背景について考察する。
情報文化論
情報科学全般の基礎理論を情報科学の内側から確実に把握し、21世紀の情報文化時代を生き抜くための理論的考察力・洞察力を養う。
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