:::須田ゼミ紹介:::
 

 

 須田先生のゼミの特徴は自分でテーマを決めて研究することです。ゼミでは毎回、授業時間毎に二人ほど発表者が決められ、各自決めたテーマに従い、資料や文献を収集し、考察し発表します。発表は目的、過去の研究史、自分の調査したこと、それから導き出した考察などを組み立てなければ、自分の考えを第三者に伝えることはできません。ゼミでは最初から発表形式をとるため、卒論でも必要なこれらの考え方に早いうちからなれることができます。人数にもよりますが学期中に2回程度順番が回ってきますので、おのずから勉強に対する姿勢も高まります。発表後は学生同士で質疑応答がされるため、分からないところについてはどんどん質問し、自分のものにできますし、逆に発表者としては自分の不足部分が見えるわけです。須田先生はこうした発表を受け、最後にテーマについての講評やレジュメの書き方などを指導してくれます。

 考古学は人間の残した痕跡を研究のテーマとしています。どの時代でも、どの遺物を扱うことも可能です。興味を持ったことをとことん研究したいなら、須田先生のゼミをお勧めしますよ。


四年 河内直子