:::佐々ゼミ紹介:::
 



 私達佐々ゼミの担当教授である佐々博雄先生は、近代外交史がご専門で、授業では明治期の外交について学んでいきます。具体的に紹介していきますと、三年次には、岩倉使節団がベルリンから日本に宛てた『大使公信、本朝公信第二三号』や『特命全権大使欧米回覧実記』などを用いて、明治期における日本の外交政策を、四年次は閔妃殺害事件の調書を読み解き、そこから当時の日本人がこの事件にどう関係してきたのか、事件後どういう動向があったのかということを学んできました。どちらも原文書のコピーを扱いますので、歴史史料を身近に感じることができ、卒論を書く上で大切な「史料からどのような事が分かるか」という力を養うことができます。また、三・四年を通して行われるのが卒論指導です。私たちのゼミは、三年次の後期から卒論テーマに関連する発表をおこないます。三年の時から卒論について発表していくというと、早すぎると思われるかもしれませんが、発表という場を得ることによって早いうちから卒論に対する意欲が沸いてきます。四年間の集大成である卒論は、学生にとって、とても大切で苦しいものですが、佐々先生はいつも「卒論は一人で悩んでいても進まないから、どんどん相談に来てください。」とおっしやっています。そのような先生の気さくなお人柄がいつもゼミの雰囲気を明るくし、学生のやる気を引き出しています。

 今までゼミの内容を真面目にお話ししてきましたが、年に何回か打ち上げも行います。年末の打ち上げは、三・四年合同で行い、学年の壁を越えて交流します。打ち上げの後、佐々先生のご自慢の歌声を聞きにみんなでカラオケに行くこともあります。先生の『TUNAMI』は聞かないと損ですよ!!

 ゼミで真面目に取り組むところはきちんと取り組み、楽しむところはとことん楽しむ。それが私たち佐々ゼミです。

4年 土橋恵里

3年ゼミシラバス // 4年ゼミシラバス