:::須田ゼミとは!?:::
 


  須田勉先生のゼミでは、基本的に「講義」をしません。考古学と一口に言っても縄文・弥生・古墳といった様々な時代にわかれており、その中でも土器や埴輪といった遺物や、横穴式石室、寺院、官衙などの遺構を中心としたものなど、実に多様な研究テーマがあります。その中から、学生が自分の興味ある分野を研究し、それを発表する形で進められます。自分の発表のために数ヵ月前から資料・文献の収集に奔走し、各自どのように分析・研究していくのか頭を抱えることになります。

  しかし、須田ゼミの最も魅力的なところも、やはり学生が自分で研究していくというところだと思います。そして学生の発表について、須田勉先生が、的確で有意義な講評をしてくださいます。このように、学生が自発的な態度で研究に取り組むと同時に、須田勉先生と一体になって卒業論文の作成までを行うのが、この須田ゼミの大きな特徴です。

  また、発表のときは、学生同士で活発な議論が交わされます。自分の専門としていないテーマについても疑問を持ち、議論することによって、様々な知識を得ることができるのも大きな魅力の一つです。皆さんもぜひ須田ゼミの魅力、感じてみてください。

四年 橋本直弥

3年ゼミシラバス // 4年ゼミシラバス