※ 「今月の衛星画像」 2014年のテーマは 東経20度を南へ です ※
Vol.16-03
2014年03月号
「ボスニア湾中央部」
このページの画像はWeb用に画質を落としています。
このページは、1024×768以上の画面でごらんください。画面が小さいと写真の配列位置がこわれます。
「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSATの場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。
SPOTの場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2014年のテーマは、「東経20度を南へ」です。衛星画像を使って、東経20度に沿った景観を見てまわりましょう。
※写真や画像の引用に関する問い合わせは、こちらのリンク先ページをご覧下さい。
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先月号のキルナを発って,一気にボスニア湾まで南下する.画像1は,ボスニア湾でいちばん幅の狭い部分で東岸がフィンランド,西岸はスウェーデンである.ボスニア湾は10月から6月頃まで凍結するので,キルナ(おそらくマルムベリエトなども)の鉱石はスカンディナヴィア半島北岸にある積出港から搬出される.画像2のウメオ(ウーメオ)は,人口が11万人,2大学を有するスウェーデン北部の大都市だ.3万人ほどの学生がおり,大学誘致が都市発展のきっかけになったといわれているという.スカンディナヴィア半島東岸のこのあたりはフィヨルドらしい地形はみられない.2008年4月のこのページで紹介したオーランド諸島は300kmほど南にあり,この画像の南のシーンにある.その際にも記載したが,この地域は氷期後に膨大な氷から解き放たれ現在も盛んに隆起が見られる地域でもある. |
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画像1 ボスニア湾の中央部 2002/05/09(北),2001/05/06(南) LANDSAT 5 | |||||
画像2 シェレフテオ 林業,製材業がさかん.付近に鉱山もある.大学が立地する学園都市でもある.拡大画像はグーグルアースから引用. |
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画像3 ウメオ ウメ川の河口に発展したウメラ市.グーグルアースで拡大するとこの街もたいへん美しい. |
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画像4 バーサ いっけんインパクトクレータにも見える円形の部分,じつは耕地で直径3kmほどの大きさ(グーグルアース). |
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